陽なたさんの場合(発症から現在まで)
<脊髄梗塞・63歳・2022.7.9発症(62歳)・福岡県北九州市在住>

2022.7/9(土曜日)

朝方腰に痛みを感じる、昨日の草むしり頑張りすぎたかと‥
起きたら湿布貼ろうかなーと布団の中でうつらうつら‥
6:10起床
腰の痛みあまり感じず。少し足の重さを感じる。
7:15
徐々に足の動きが悪くなる。整形外科に行こうと思う。
8:30
徒歩5分の病院に歩けずタクシーを頼む。やっとの思いで受付を済ませる。
そのまま待合室の椅子で動けなくなる。この時、痛み痺れの記憶無し。
9:15
診察、脊髄からの出血かもしれないとのこと、すぐに労災病院へいくことに。主人が仕事先から帰ってくれて病院へ。労災病院で待っている時初めて足の痺れと痛みを自覚する。
土曜日だった為詳しい検査ができないとの事、CT.MRI、血液、尿検査。
この時まで車椅子で1人でトイレ行ける。検査結果、数値的にも画像も問題無し。
先生「どうしますか。」
私「いや!足動かない、痛みと痺れ!! 入院させてください」なんの会話だよ!!!
主人に3日で帰る!と啖呵切って入院。病名も無いので薬も無くとりあえず痛み止めもらう。
病室に入って全く立てなくなる。ここから月曜日まで何も出来ずベッドでの生活。
 
7月11日(月曜日)
検査始まる。整形外科から脳血管内科に担当が変わる。首、頭、胸部MRI、足の筋肉測定。
12日:担当の先生にここまでの経過を話す。約3時間… 
尿意、便意の確認、とても重要な事だと説明受ける。
管が入っているので自分では行けないが尿意も便意も分かると答える。
13日:採血、造影剤CT、髄液採取。MRIに病変確認できる。脊髄梗塞との診断。
足にかなりの筋肉がある事と神経もしっかりしてるので、リハビリ次第で回復も見込めるとの話。
14日:リハビリ始める。ステロイド点滴3回。高圧酸素10回。午前、午後のリハビリ。
15日:車椅子でリハビリ室に始めて行く。バーを持って立ってみる。腕だけで立っている。
足に力が入らない。足の裏、膝感覚がない。
リハビリの先生の言葉:ここから脚に歩き方を覚えさせて、思い出させていきましょう。
単純な私はその気になる。バーを持って立つ。自転車漕ぎ。ミシン踏み。
19日:バーを持って歩く練習。膝を前に出す。腕だけでなく、少し足の力で立てる。
23日:部屋にマイ車椅子で来る。車椅子で一人でトイレに行ける。
25日:歩行器でのリハビリ始める。140m歩行器で歩く。
28日:10回の高圧酸素終わる。歩行器で一人でトイレに行ける。
8月2日:杖でのリハビリ。転院決まる。
4日:杖で少し歩ける。
8日:リハビリ病院へ転院。コロナが増えてベッドサイドでしかリハビリできない。
10日:ベッドサイドリハビリと、杖なしで廊下を歩く。
13日:お盆。ますますコロナが増えて、リハビリもできず、ただベッドに居る。
リハビリの先生からも日常生活がリハビリだから、帰った方が良いかもと言われる。
17日:退院決める。コロナでスタッフも足りずリハビリ無し。何のための転院?20日に退院。
19日:担当の看護師さんから今、同じ病棟から一人でもコロナが出たら帰れなくなる、今すぐ帰った方が良いと言われ一人で退院する。後はなるようになる!

2023.6.9今日…ここまで書いて、自分の病状を良く把握していない事に気づく。尾骶骨から下の感覚が麻痺している。先生から説明を受けたつもりでいたけど、歩くそれだけを考えていて、自分の詳しい事忘れてしまっています。50歳で始めた水泳、運転できないのでジムまで片道徒歩25分。できるだけ週5で行く。そのおかげなのか筋肉ウーマンだそうです。リハビリしがいのある筋肉だねー、これぐらい軽い方だよ!先生のこの言葉はしっかり覚えています。家では杖なしで家事をしています。発症から40日で退院。筋肉を落とさない為にプールでウォーキング始めようかと思っています。

シビレ、痛みは変わらないけれど、ここでのつながりで安心を貰いました。
まだ分からない事、心配な事、これから沢山あるかもしれないけど、ここにたどり着いた事が大きな一歩。一人じゃないと思えました。
時々自由に歩ける夢を見ます。昨日は泳いでいました。
受け入れたつもりでも、まだ戦っている自分もいるんだなーと思う。そんな日々です。

【2023.6.12 ZOOM女子会で伺った内容】
・杖を持ち歩いています。
・自力排尿・自力排便
・サックスを5年ほど前から楽しんで練習しています。

 

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