リハビリと自主トレ

発症から現在3年5ヶ月(2023.5.16)迄の現状を掲載しています。現在の歩行訓練の様子は動画でご紹介していますので、まだまだですが参考にして頂ければ幸いです。

病院でのリハビリテーション

★急性期病院では発症翌日から午前と午後のリハビリがスタートしました。

・まずはベットの上で、体の状態を知るのに各部位を動かせるか、できる事できない事を確認
・ベットから車椅子へ、車椅子からベットへの移乗練習(トランスファーボード使用可
・両下肢の麻痺は、まず靴が履けない。足先に神経が行っていないので、思うように履くのに一苦労。(※少々のカッコの悪さは気にしないで、リハビリシューズを履く方がストレスにならない。)
・まず車椅子に慣れることが先決、アームサポートのあげ方・フットレストの外し方・ブレーキ操作

・作業療法士(occupational therapist=OT)さんによる腕の力をつけるトレーニング、上半身を鍛える
ちょう座(足を延ばして座る)の姿勢からお尻で前後に移動する
・10cmほどのクッションシートに手の力でお尻を載せる、足を下ろして座り左右へ移動等々
・理学療法士(physiotherapist=PT)さんによる四足歩行器を使って歩く練習(どの病院のPTさんも汗だくになりながら、歩かせて下さいました。患者を倒してはいけないので、重い体を支えるのは大変)
・長下肢装具をつけて立ち2,3歩進む。地に足がついていない感覚、平行棒で歩くがロボットのよう

大学病院でのリハビリテーション
翌日より1日2回、移送は搬送要員がいる為正味40分、担当は2人

小さな金づち状のもので、両足のいろんな場所の反応をチェックし問診
・いろんな器具やバンドを装着して大きなマシーンに宙ずりになり歩く練習
・腰で歩かず、まっすぐ歩く練習
・施術台や車椅子を使ってプッシュアップの練習・ダンベル運動・握力強化
・施術台に座り、ボールや小さなコーンを使って上半身の安定を目指す

★リハビリテーション病院では、最大一日180時間・休日なしでのトレーニングでした。
担当は選任が2人で数人が関わってくれた。1日3回~4回、40分または60分

・寝台が直角になるマシーンで少しずつ傾けたり、直角迄して立つ。初めてかかとを感じた。
病院とは違う雰囲気でPT・OT・STが100人以上20代中心の為トレーニングジムのようでした。
・長下肢装具をつけて歩く練習・宙ずりになって歩く練習

・プラットホーム(施術台)に座り、両手を前に上げ体幹を鍛える運動
・ひざ下にかかとを固定する器具をつけ、PTさんに膝をロックして立たせてもらう。
・膝立ち、腹ばい、四つ這い、プッシュアップ、段差を上り下りする練習等々
・それそれの膝上に低周波電流を流す電気治療

キャスター上げの練習は体で止めようとして腕の内側をアームサポートにこするので断念。
若い人はYoutubeを参考にどうぞ。笑

・毎日の移動に伴う動作やトイレでの動作等、日常の生活への訓練をしているのが分かる内容
・最初の頃は尿バッグを車椅子に引っ掛けたり、左右へ移動させたり大変だった。20日後身軽に。
・電動車椅子試乗・外での体験
・車椅子から床、床から車椅子に移動するため、台とプッシュアップバーを使って練習

・キッチンやお風呂を仮定して動作を練習
 

訪問リハビリ

週に2回2人のPTさんに各60分自宅にてトレーニングしてもらっています。

体温、血圧、酸素濃度を測定して、問診
・片足ずつ足先、ふくらはぎのマッサージ、足の形を整える。ももの前を伸ばし、蹴る練習
・仰向けに寝て、ひざを立て、足を開く・閉じる、腰上げ、体を起こし腹筋などすべて10回
・うつぶせで片足ずつ、ももを伸ばすストレッチ、ひざ下の曲げ伸ばし、つま先の曲げ伸ばし
・四つ這いで背中を伸ばす運動、肩側、尻側、四方斜め方向への圧力で体位を保持する運動
・ベットに座り、尻上げ、棒を体の前に持ち上げ10秒×3回、ひざ下を蹴り上げる。PTさんの肩を押す
・足をロックしてもらって立つ1分×3回から2分になり、調子がいいと5分立っています。

自主トレーニング(毎日約1時間)

フロアーベットを下ろし、プッシュアップバーでクッションに降り、マット迄お尻で移動

・足の指先、土踏まず、ふくらはぎのストレッチ
・片足の膝をたて、片足を伸ばし、両手を立ててお尻を浮かす
・片方ずつひざ下を横座りの状態にして、ももを伸ばし、仰向けになり、ひざ下を曲げ、伸ばす
・仰向けで膝を立て(左は立つが右は立たないのでかかとを開く)腹筋
・背筋を鍛える為、背中とマットをピッタリつけ押しあう感じで10秒を10回
・左足を上げる練習(今のとこと3回~5回)
・両足共、片足ずつ上に上げ、つま先を直角にする運動
・うつぶせになり、ひざ下を曲げる練習(動く左足のみ)
・四つ這い、膝立ち等々、自分の身体と相談しながら、リラックス

【2021.10.7実行】

PTさんと膝と膝を合わせて立つ訓練は退院当初から1年5ヶ月続けてきて、2ヶ月前位から時間が2~5分可能になっていた。

ワンランク上のリハビリはできないものかと2ヶ月前から考えており、長下肢装具、足先矯正具、歩行器等PTさん達と主治医に相談するも、一人での使用は不可能と分かる。

PTさんの提案で膝を車椅子座面に当て、手すりを捕まえて立つことを試みると、意外にも簡単にできてしまった事に自分で驚く。前に身体を起こすことがいつの間にかできるようになっていた。
しばらくはPTさんの居る時だけにする。

【2021.12.20実行】

歩行器を使用して立つ練習に切り替える。
足の甲が外側に傾いてしまう右足の甲と膝をPTさんに抑えてもらって立つ、10秒を10回。

左足は膝を伸ばし、かかとに力が入っているように思うが自立しているわけではなく、まだ立つまではいかない。

両足に力が入るように頑張ろうと思う。

 

 

【2022.3.25実行】

3.11主治医に相談し、体幹を鍛え、両脚に上半身を乗せることで骨を強くする目的の為、長下肢装具を作りました。

左足は足底装具を装着して高さを均一にしています。

完成時に退院後初の平行棒での歩行を試してみました。右足は突っ張った感じですが、なんとか左右に脚を出すことができ、ぎこちないながらも、久しぶりに往復5m歩きました。

これから自宅で、PTさんと立つ練習をし、慣れてきたら自主トレでも立つ練習をしたいと思います。そのうち丈の高い歩行器を使って歩けるようになるかも?しれません。

2022.3.28・・・PTさんに装具を付けてもらい、後ろから脇の下に手を入れて身体を支えてもらいながら、部屋の中を歩行器をずらしながら2mを3往復歩くことができた。

2022.3.29・・・<自主トレ>ストレッチをした後、一人で装具を装着する(9分
ベット横に歩行器を付け、立位(1分)動く方の左足のもも上げ(20回)

2022.3.31・・・PTさんに装具を付けてもらい、後ろから支えてもらって、部屋の中を歩行器をずらしながら歩いた。2mを1往復、3mを1往復

2022.4.1・・・<自主トレ>ストレッチをした後、一人で装具を装着する(8分40秒
ベット横に歩行器を付け、立位(1分30秒)左足のもも上げ(20回)

2022.4.3・・・<自主トレ>ストレッチ前に一人で装具を装着する。動かない右足の靴底への装着に時間がかかると分かったので、ベットの上で装着してみる。(4分10秒
コツがつかめた。
歩行器による立位(2分)左足のもも上げを(20回)後、ストレッチ他腹筋など50分

2022.4.4・・・PTさんに支えてもらって廊下を往復する。2回合計18m左わきに手差し込み、左足を出し、右足の長下肢装具のかかとを押すように蹴ってもらって前に進む。
自分でも右足を前に出すことはできるが、まだ外に逃げてしまうらしい。
歩行器を持ち上げて前に滑らす時に、まだ腰が引けてお尻が後ろに行く格好になる

2022.4.5・・・<自主トレ>一人で装具装着(3分17秒)立位(3分)その後左足もも上げ(20回かかとが床から10cmほどしか上がっていないので、もっと上を目指す

2022.4.6・・・<自主トレ>一人で装具装着(2分50秒)立位(5分)その後もも上げ(20回左足に重心を掛ける為に左脚を拡げると安定し数秒左手を放せた。両方の脚が安定してくるのは3分を経過する頃と分かった。

【2022.4.11】

PTさんにサポートしてもらって、長下肢装具を装着し、歩行器を使って自宅廊下を歩きました。
7mを3往復できました。

 

【2022.4.25】長下肢装具完成から1ヶ月、
PTさんの居る時なら試してみようと一人で歩いてみました。何とか歩けました。
ここ一週間の私の自主トレは30分立つ間にベッドからパソコンデスクまでの1mを3歩歩いて3歩バックするのを2回。
歩行器からの片手離し両手離しを1秒から危なくない範囲でやっていました。

【2022.6.6】長下肢装具装着手順
最初はコツがつかめずベルトが引っかかったり9分近くかかっていましたが、現在では1分40秒で装着ができるようになりました。自主トレもストレッチの前に30分以上立ち、10分程歩く練習をしています。

【2022.6.6】長下肢装具完成から2ヶ月
体幹のぐらつきが少なくなり、左足から踏み出していたのを右足からにし、5分近くかかっていた動作を2分10秒までに改善できました。
まだ足が開いていたり、お腹を出して固定する動作が目につきます。
日々の練習で改善したいと思います。

 

【2022.8.1】歩行練習から4ヶ月
長下肢装具を付け歩行器で歩く練習に横歩きを追加しました。

壁に背中と頭を付けて立つ姿勢を維持しようとすると、腰がねじれ、手を離すと左足の踏ん張りがきかず、お尻の位置が横にずれ、5秒くらいしか持たない。継続することで少しでも長く立っていられるようになると思います。

横歩きはどうしても長下肢装具を付けた方の脚を引きずる形になりますが、少しずつ左足に力を入れて正しい姿勢で立てば、変わってくると思います。

【2022.9.13】】新しく始めた自主トレ

・左足の筋肉がなかなかつかないので、アンクルウエイトを左足首に付けて、スネの部分を上に上げる運動を始めました。10回3セットから

・一日中車椅子に座っているので、胸と肩のストレッチを始めました。
タオルの端を持って万歳の姿勢で両手を後ろに反らします。10秒を3セット

・うつ伏せに寝て、膝をつき上半身を起こす。できるようになったら手を伸ばす。

【2022.12.12】発症から丸3年
歩行器をキャスター付きに換える
持ち上げる必要が無いので、動きはスムーズになったが、腰を振って右足を振り出すのでリハビリ感満載だ。笑

 

 

発症から3年1ヶ月現在(2023.1.8)時点のリハビリと自主トレの状況
訪問リハビリ週に2回(月木)体温・血圧・酸素濃度測定後、ストレッチ、歩行練習で60分

自主トレは先に長下肢装具と歩行器で歩く練習と立位維持で約30分、その後長下肢装具を外し、床のマットを敷いて、ストレッチ(両ももの前の筋肉を伸ばしたり長座や開脚でアキレス腱を伸ばします)
お尻上げ(骨盤底筋群を強化して失禁をなくす努力をしていますが、気持ちはお尻を上げてマットとの隙間を拡げようとしますが、隙間はやっと手が入る位です。
・膝を立てて腹筋20回程度・左足の床から垂直に上げ降ろし、股関節周りの運動などで50分

【2023.3.16】

3月から松葉杖を使っての歩行訓練を始める。
一人での歩行は不可。

長下肢装具を付けた右足からの振出はできない

左脚を先に出し右足を引き付ける方法を試みる

体幹がぐらつくので一人での練習は無理

3ケ月後には少し上達すると思います?

【2023.04.10】

まだ左足で立つ事ができないので、ベッドからは歩行器で立ちます。意外と早くマスターできましたが、PTさんのいてくれる時じゃないと危険なので、けがをしないようにしながら、姿勢を正していきたいと思います。

【2023.5.1】松葉杖で一人で廊下を往復したり、立ってテレビを見たりして30分立っている。

【2023.6.1】自主トレにプランク(うつ伏せになり、膝をつき、ひじの力でお腹を浮かす。
                  1分を2回(途中1分の休憩)を追加

【2023.7.3】玄関の8㎝の段差を昇降する練習を始めちょうど一ヶ月、はじめは右脚が引っかかったりしましたが、左脚から降り右足を着地。
外まででてUターンして昇る時は、右足は振り上げる事ができないので、左脚から上がり、手すりを利用してプッシュアップしながら右脚を上げます。その後松葉杖を持ち完了。
(PTさんに靴と松葉杖を拭いてもらいます)

【2024.2.19】
長下肢装具とロフストランドクラッチで歩く11松葉杖より安定感が無いのでグラグラしているように思いますが、慣れたら身軽になったように感じるでしょう。現時点ではベッドを高くして立つので、少しずつ低くする予定。1年でベランダに出れるように目標を持ち頑張ります。

新着情報・お知らせ

2024/4/4
2024 全国桜リレー
2023/6/14
第一回 ZOOMおしゃべり会
2022/10.12
初めての車椅子旅行記更新
2022/6.5
長下肢装具を使って歩く動画

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