リハビリ・医療関係者からあなたへ

         看護師 I さん41歳からのメッセージ

 脊髄梗塞の原因は不明で、医療者自身、この病に関しては分からないことも多いです。でも、分からないなりに今まで関わらせて頂いた患者さんの看護経験から助言できることはあります。

 不安、疑問、焦り、悩み・・・
私が想像する以上に複雑で、頭の中でぐるぐる志向が廻ったり、気持ちがぐちゃぐちゃになってしまう事もあると思います。特に排泄障害に関しては、恥ずかしさもあり、言いにくいことも沢山あるでしょう。ネット上でも具体的に踏み込んだ内容は少ないですが、人間の尊厳に関わる重要な問題です。また、今後の見通しや退院後の生活に関しても気がかりでしょう。

これらを察し、適切に導いてあげたいと努力中です。
皆さん、旨く言葉にできなくても大丈夫です。一人で抱え込まないで、まずあなたが抱える様々な思いを教えてください。それそれ、思いも、症状も、ライフスタイルも異なりますが、皆さんにとってベストな対応を一緒に考えていきたいと思っています。
 

 理学療法士(PT=physical therapist) N君26歳からのメッセージ

 理学療法士として働き、様々な方と接する中で学んだのは、どのような傷害を抱えていたとしても、自分らしく生きることが何よりも大切なことだということです。

 ほんの些細なことでも共に楽しみを見つけ、その人らしく生きていくお手伝いをさせて頂きたいという思いで、日々を関わらせて頂いております。

 川尻さんのこのサイトを通じて、一人でも多くの方が自分らしい幸せな人生を歩んでいけることを願っています。

 理学療法士(PT=physical therapist) Oさん66歳からのメッセージ

TOKYO2020オリンピックが開催され、日本選手の活躍が目立ちました。
メダルを取れた選手はもちろんのこと、全ての選手が目標に向かって、想像を絶するほどの練習をしてきたはずです。きっと辛く苦しい練習だったことでしょう。けれど一方では充実した日々でもあったのではないでしょうか。そして周りのコーチや家族、観客、全世界の人々に感動と、自分も頑張ろうと思う希望を与えてくれました。

リハビリも同じではないかと思うのです。ご本人が目標を持って努力することは、他人には理解できない辛いこともあると思いますが、その姿勢・行動はご自身の充実感に繋がり、周りの人にも感動と希望を与えていることは間違いありません。

 

 理学療法士(PT=physical therapist) Mさん26歳からのメッセージ

難しいご病気だとは思いますが、担当のリハビリスタッフや看護師と退院後の目標を明確に決める事が、重要だと思います。

目標がしっかり決められる事で、必要な動作も変わっていき、リハビリの内容も変わっていくので、まずは目標をしっかり決めて、一緒にリハビリを進められたらと思っています。

回復程度、回復速度などは、本当に人それぞれだと思うので、周りを見すぎずに自分のペースでリハビリをして頂きたいです。また、それに寄り添ってリハビリできたらと思っています。

 

 作業療法士(OT=occupational therapist) Fさん24歳からのメッセージ

リハビリは辛い時もあると思います。そんな時、一人で頑張るのではなく周りの家族やリハビリを担当している人、看護師さんを頼ってみて欲しいです。リハビリは一人ではできません。
共に歩み、共に苦しみ、共に成長する!そんな風に一歩ずつ前に進んでいって欲しいです。

私もまだまだ未熟ですが、患者様の努力する姿勢を見て、こちらも頑張ろう!と思う時が良くあります。一緒に前に進んでいき「その人らしい生活」のサポートをできる作業療法士になっていきたいと思っています。川尻さんのホームページを通じて、1人ではなくみんなで共に歩む!という気持ちが伝わったり、自分らしい生活を歩んでいけるきっかけにつながることを願っています。

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