65歳以下の方の利用できる福祉サービス

私の場合はたまたま65歳で発症しましたので、介護保険が使えましたが、65歳以下で退院後すべての用具等、自費購入と言うのを聞き、少し調べてみました。自治体によっても差があるようですから、ご自身で確認なさってください。

このページはお仲間への聞き取り継続中です。下記に掲載しております。

障害年金について

障害年金は、病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
障害年金には「障害基礎年金」「障害厚生年金」があり、病気やけがで初めて医師の診療を受けたときに国民年金に加入していた場合は「障害基礎年金」、厚生年金に加入していた場合は「障害厚生年金」が請求できます。
なお、障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害が残ったときは、障害手当金(一時金)を受け取ることができる制度があります。
また、障害年金を受け取るには、年金の納付状況などの条件が設けられています。

障害基礎年金または障害厚生年金(障害等級1級・2級に限る)を受ける方は、国民年金保険料が免除されます(国民年金保険料の法定免除制度)。国民年金第1号被保険者の方は、障害基礎(厚生)年金の年金証書が届きましたら、市区役所または町村役場にご相談ください。

生活のお手伝い<障害者手帳1級・2級>自治体により違いがあります。

【補助具費の支給】肢体不自由者用 ※所得に応じた負担上限額があります。

・義手・義足・下肢装具・体幹装具・上肢装具・車椅子電動車椅子歩行器・座位保持装置

・重度障害者意思伝達装置・歩行補助つえ(一本杖を除く)

【日用生活用具の給付】※1割負担の方が低い場合は1割負担の額となります。

・入浴補助用具・便器・特殊マット特殊寝台・体位変換機・特殊尿器・移動移乗支援用具

・移動用リフト・浴そう湯沸同時給付・入浴担架器

※用具の基準額については窓口に相談して下さい。所得に応じた負担上限月額があります。

<幸幸幸さん(55歳)からの貴重な情報頂きました>

障害年金の事を聞きに行ったら、脳梗塞なら発症から6ヶ月で出るそうですが、脊髄梗塞は発症から1年半経たないと貰えないそうです。こんなに辛い思いをしているのに脳梗塞とそんなに差があるとはガッカリしました。

残念なことですが、脊髄梗塞は特定疾病に指定されていないために長い期間がかかります。
けれどこれは、リハビリによって驚異的に改善する可能性があるという認識から来るようです。

【2023.10.14】追加情報

私は56才で脊髄梗塞だと介護認定はされず、身体障害者手帳を貰うだけでした。

発症から確か5ヶ月で障害者手帳の申請が出来、入院中にやりました。
家を改修する費用の補助金を貰うために市に申請したり、家の外をやる場合は県に申請をするそうです。(外はやりませんでした)
退院する前にリハビリの方が我が家へ家屋調査に行き、手摺りやバリヤフリーにするなどの要望があり、工事が終わらないと退院が出来ず、入院期限から1ヶ月伸びての退院になってしまいました。(入院生活何と254日、病院は2カ所)
私にはケアマネが付きませんので直に市役所との遣り取りです
また、レンタルが出来ず、全て購入になるそうです。その中でも、ベッド、車椅子、シャワーチェアーは申請して補助金が出ました。その他、杖や歩行器は実費です。
得したものは、車の税金免除、ETCの割引、携帯電話基本料金の割引、これらの手続きはしました。
そして、入院していた病院に通所リハビリに週2行ってますが、費用がかかっておりません
市から来た福祉医療費受給資格者証を受付に提示すると医療費も免除されます
 
55歳で発症した幸幸幸さんは、お勤めしていた会社に籍があり傷病手当としてお給料の60%を1年半受けられます。その後は障害年金に切り替わる予定です。
 

<元ケアマネジャーのよねっちさんからの情報です>2023.10.15
現在、相談支援員(障害の方の計画を作成する仕事)をなさっています。

 

※車椅子等全て購入をしなければならないと考える前に、福祉用具には必ずデモ機があって、貸し出しをしているので(機種変更も可能)利用すべきとの事。主治医の指示書が必要。
期間は決まっていないようで、意外と長く貸してもらえるとの事。
※購入をする場合も医療保険を使うので、3割負担で購入し、その後医療費補助があり、結局無料になったという話です。(介護保険より良いみたいですよ)

※心のケアについては、精神科の看護師によるケアを受けられ本人だけでなく家族も同様との事。

 

【ひとみさん(発症時56歳)からの情報です】2023.10.21

私は介護保険でリハビリと自宅改修ができました。

元々、腰椎ヘルニアで脊柱管狭窄症がありました。急性期病院入院中父が町の福祉担当者に相談に行った翌日くらいに看護師長さんが「福祉の方から連絡がありました。」と言われ、リハビリ病院へ転院前に「先生が脊柱管狭窄症を診断書に書いてくれました。」と師長さんが教えてくれました。

リハビリ病院にいた3カ月のあいだケアマネージャーさんが聞き取りに来てくれて、リハビリの先生と家庭訪問をして、改修が終わったので退院しました。

 

障害者手帳、障害者年金について入院中のリハビリの先生は「もつともっとリハビリでよくなると思うから、障害が確定して、1年半過ぎないと申請できないと思う。」と言いました。

先月障害者手帳申請用紙を福祉担当者にもらいに行ったところ「診断書を書ける先生と書けない先生がいる」らしく、私の担当の先生は書けない先生でした。書くことのできる先生を探してみようと思います。

<masumiさんから貴重な情報頂きました>                   2023.6.3

脊髄梗塞発症時、58歳で介護保険は使えませんでした。
国民健康保険に加入していたので医療費は3割負担です。

リハビリ病院入院中にオルトップ(装具)を自己負担で作り『療養費支給申請書』を市役所に提出し審査の後、7割の返金がありました。

本来ならば発症から6ヵ月経過後に身体障害者手帳が交付されるのですが、退院に先立ち1年後に再認定の条件付きで疾病による右下肢機能障害・左下肢軽度機能障害『下肢42種』の身体障害者手帳の交付を受けました。

退院後リハビリの継続が必要なので、訪問リハビリを週1(1時間)と月1回の看護師訪問(1年経過し3ヶ月に1)を、3割負担で受けることになりました。
3回で9,480円、4回で12,040円、5回で14,610円、6回で17,170円です。

1年後に再認定の結果、疾病によ両下肢機能障害『下肢32種』に変更されました。
これにより『重度心身障害者医療費助成制度』が使用可能になり、医療費の自己負担がなくなりました。

 身体障害者が就労などの為に使用する自己が所有し運転する自動車を改造する場合『自動車改造費助成金(上限10)』を受ける事ができますが、改造前に申請が必要です。

私は新しい車に乗り換えを考えている最中に入院したので退院後、左足で運転できるように改造した車を購入しました。その為『自動車改造助成金』は申請できませんでした。
自動車購入時、『自動車改造費』の消費税と『自動車取得税』は免除されます。

障害の程度によりますが、毎年の『自動車税』も排気量2.5Lまで免除されます。『有料道路通行料金の割引』は私の障害程度が『2種』なので本人が運転のみ割引率は50%以内です。

ETCを利用する為には、利用する車の自動車登録番号・ETC車載器の管理番号等を登録した本人名義のETCカードを使用しますが、2年ごとに申請が必要です。障害者手帳交付後、ETCカードを作り直しましたが自分の運転だけで遠出する自信がないのでまだ使用したことがありません。

『おもいやり駐車場制度』は市役所、『駐車禁止除外指定車標章』は警察署で交付を受けました。

 NHK放送受信料』も実家は住民票が母と私の二人暮らしになっていて市民税非課税世帯なので全額免除です。

docomoパーティー割引』で携帯の基本料金の割引があります。

 まだ公共交通機関を利用したことがないので、今はこんな感じです。

☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆☆   ☆☆

【2023.10.17身体障碍者手帳申請から交付までの流れを追加情報としてお知らせ頂きました。】

令和2

222日 急性期病院(さいたま市)に入院

325日 5ヶ月間の予定でリハビリ病院(蓮田市)に転院

416日 川口市から取り寄せた『身体障害者手帳交付申請書』の記入を依頼

      発症から3ヶ月経過しないと申請できないそうです

511日 父が『身体障害者手帳交付申請書』を市役所に提出

515日 市役所から申請書類の不備を指摘され書き直し再提出

      (主治医が早期退院する為に早く認定して欲しいと意見書を添えてくれたようです)

※障害者手帳の申請をした頃の状態

リハビリの時間にリハビリ室でT字杖2本と1本で歩く練習

1日1回看護師付き添いで廊下の手摺を掴んで歩く

院内の移動はサークル型の歩行車を使用していました

※退院時の状態

 足首を動かせない右足にいちばん小さいオルトップを装着して短い距離(300m)

T字杖1本、長い距離(実家までの800m位)はウォーキングポールで歩く

屋内ではオルトップと杖無しで過ごしていますが夜間トイレに行く時は杖を使用します

519日 長い距離を歩く為にウォーキングポールで歩く練習を開始

526日 家屋調査

      ひとり暮らしですが身の回りの事は手を借りずにできるので問題ありませんでした

6  1日 『身体障害者手帳交付決定通知書』交付

      疾病による右下肢機能障害,左下肢軽度機能障害(下肢4級)

6  2日 担当医、担当看護師、院内ソーシャルワーカーと退院後の話し合いと退院日を決める

      川口市内の訪問看護ステーションの一覧から訪問リハビリを依頼する事業所を選ぶ為、

担当看護師が理学療法士等の所属人数を電話で問い合わせる

その後、姉が電話で私の状態を説明し受け入れ可能な事業所を探す

私の記憶ではソーシャルワーカーにお願いする事は殆ど無く、
     姉が色々な手続き担当してくれました。

6   9日 見学に来た訪問看護師と退院後の訪問リハビリの打ち合わせをする

      退院後、週1回訪問リハビリを受けています

611日 退院

614日 身体障害者手帳が届く

『身体障害者手帳の再認定について』(要再認定 令和35月と記載)が添付されていました

令和3

5   6日 急性期病院(さいたま市)で『身体障害者手帳の再認定』の為の検査を受け申請書を依頼

512日 『身体障害者診断書・意見書』を市役所に提出

         今回も川口市の認定基準と異なる為、追加記入をして再提出

824日 『身体障害者手帳交付決定通知書』交付

      疾病による両下肢機能障害(下肢3級)

 

訪問リハビリの3割負担は国民健康保険です。

私は65歳未満、身体障害者手帳3級、所得制限基準額3,604,000円以下(令和241日現在)なので

重度心身障害者医療費助成の対象者となり医療費が全額返金されます。

 

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