　　　　　　　　車椅子で困る事

こんな事が困るというような、お悩みをお持ちの方がいらしたら、共有しましょう。
何か対策が見つかるかもしれません。

※令和元年から実施されたていた道路通報システムが令和4年4月1日から本格導入されました！今まで何とかならないの？と思っていた車椅子で通行困難な場所があったら、アプリで届けると改善されるみたいです。

My City Report（MCR)というアプリをインストールし、スマートフォンのカメラで撮影後アップロードすれば建設局が改善してくれるというもの。東京だけでなく各自治体で実施しています。車椅子で通行する道路の段差について投稿したら、3日後には改善されていたという方の報告がありました。

ただし、都内でも地域によるという書き込みもあり、アプリのインストール方法が分かりにくいので、不完全なのかもしれません。

道の段差と傾斜と角度

都会の中心部の道路ならバリアフリー化が進んでいますが、都内でも駅を一歩出ると、そこは傾斜6度（勾配10％）以上ある坂道や斜面、25mm以上の段差がそこかしこに点在しています。キャスター上げを怖いと思っている私には、わざわざ遠回りしなさい！と言われているようです。斜めに傾きながらの坂道走行など、危険そのものです。

そこで全国のバリアフリー化がどの位進んでいるのか、現在国土交通省へ質問しました。

【回答】道路は2020年末までに原則100％を目標にし、ほぼできているとのこと。
健常者として歩いてみるとフラットでも、車椅子で走行するとなると状況は違いますよね。

関東運輸局HP・関東のバリアフリー化率https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/content/000242559.pdf

国土交通省HP・全国のバリアフリー化率https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/content/001391841.pdf

スーパーのセルフレジ

スーパーのバリアフリー化がどの位進んでいるのかと言うと、ほんの2割程度です。通路などの設備はともかく、セルフレジの車椅子対応は、大型店舗だけでも考えて頂きたいものです。ユニクロのセルフレジのように、カゴに入れたまま、タグで読み取り、計算してくれてカード決済で完了と言うのが、近い将来できるような気がします。無人コンビニがあるくらいですからね。

ATM

※車椅子で正面から入れるような下が開いていない。
※目線の高さからだと、画面が反射する。
※郵便局の振り替え用紙を入れる位置が高すぎる。
※コーナーが狭すぎて車椅子では入れない。
※開き戸は車椅子に乗っていると無理に等しい。

現在コンビニでの利用を推奨し、無人のATMは減少傾向にありますが、どの銀行も大体同じような機種を使用しています。

【現状】みずほ銀行といくつかの信用金庫、地方銀行ではバリアフリー化を熱心に進めているようです。窓口のないATMでは期待できない状況です。富士通製FACT-Vmodel20という機種を置いている所は足の部分がカーブしており、正面操作か可能です。またハンドセットにあるテンキー操作で画面を見なくてもできるようになっている場合もあります。

ATMについて

近所の郵便局のATMに通帳記帳に行ったところ、思った以上に入り口の段差が高くスロープの幅が短いため傾斜が急で、上るのを少しためらうほどでした。
電動車椅子では身体が後ろに引かれる気がして、ヒヤッとしましたが、狭いスペースながら回転して方向を変えることはできました。帰りはこわごわ下りましたが、ドアで腕をこすってしまい、少々痛い思いをしました。
銀行と同じようにスマホで残高照会できるアプリが2018年にできていたと分かり、利用することにしました。ご存じない方がいたら、便利なのでお知らせしておきますね。

『ゆうちょダイレクト残高照会アプリ』はゆうちょ銀行のインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」の一部機能（残高照会・入出金明細照会）をより便利に利用できるアプリです。初回におきゃす様番号を入力すれば2回目以降は、指紋認証またはアプリ専用の起動パスコード（4桁数字）認証で簡単に利用できます。

調べてみると便利なことは日々増えていますね。危険を回避して便利を利用したいですね。

コンビニ

フリマアプリで売れたものを発送するのに郵便局や運送会社よりコンビニが近くにあれば、とても便利ですね。ところがセブンイレブンはバーコード、ファミリーマートはQRコードと違いがあります。読み取り機がレジにあれば問題ないのですが、今日は雨模様だったので、いつもと違う方に行きました。ところが読み取り機が階段を上がって2Fにあるというので、いつものお店へ行きました。これも経験ですね。