タカシさんの場合(発症から現在まで)
<脊髄梗塞T8・2024.11.27発症(発症時53歳)1971年6月生まれ・神奈川県在住>

①発症時の状況(予兆含む)

・私は今から8年前の2016年の5月に大動脈解離b型で11時間の大手術しました、その際首の頸動脈のバイパス手術も行いました(バイパスしないと大動脈の裂けた位置が悪かったため、右側が動かなくなるからです)。

・2022年に2回椎間板ヘルニアの手術をしています、その際ボルトを入れました。

・今年の健康診断で体重を指摘され毎日のジム通いで2ヶ月で8キロ痩せました。

ウォーキングのトレーニングの際足に違和感がありました。

・2024年(令和6年)11月27日、夜勤明けで、本当は明け休みともう一日休みを取らないといけないのですが年末と言う事もあり人員がいないため明け休みだけで27日の早番に行こうと寝て起きた際、足に激痛で歩けない状況、排尿出来なかったため救急車を呼び市立病院に運ばれてCT異常無し、痛み止めの点滴アセリオで痛みがおさまり、導尿して尿を抜いて帰されました。

・帰宅後、状態が一変して両足に激痛、排尿出来ない、立位を取れなくなったため、再度救急車で別の病院に行き心臓、脳のMRIを撮っても異常が見つからず帰宅させられました。

夕方にかかりつけの市立病院で腰部のMRI造影剤を入れて撮影して帰りました。

・帰宅後、両足に耐えがたい激痛、腰部にも激痛、過呼吸のため

かかりつけ医のいる市立病院に運ばれました。その際、主治医は椎間板ヘルニアではないと話され、私達はてっきり椎間板ヘルニアばかり思っていたのですが違いました、年が明けて1月8日に主治医より脊髄の周辺に陰があると告げられ、それが、どうも8年前の大動脈解離からの一部の血管が脊髄周辺で詰まり脊髄梗塞という病気ですと告げられました。

病名判明まで約2週間かかりました。乳頭から上肢・下肢、両足先まで麻痺、しびれ、痛みあり。

右腕、右手の麻痺、しびれ、痛みあり。

②入院期間と治療とリハビリ

・即入院となり、身体全体の激痛と自分で身体を動かせないので、ナースコールで看護師さんを呼んて何度も体位変換をしていただきました。痛み止めのアセリオ点滴はそんなに使えない為、内服薬で対応、血液サラサラの薬は飲んでいたので少しの気休め。あとステロイドを何度か点滴により入れられました。

・いずれにせよ、痛みのコントロール、痛みの緩和ケアチームがついたり、精神科の先生がお話しを聴いてくださったりとチームケアと午前1時間、午後1時間のリハビリを行っていただき、心と身体のバランスが落ち着いたため約1ヶ月で退院をして、中間期のリハビリ病院に転院しました。

・中間期病院ではハラスメントの問題があり1週間で退所させて頂きました。

③退院時の状態

まったく立つ事がでしないので車椅子に乗り、介護タクシーで帰宅しました。

④現在の生活とリハビリ

・現在はケアマネさんに入って頂いて、介護保険を使用させて頂いております。介護度は4です。

・週三日訪問介護(排泄)

・週一回訪問入浴

・週2回訪問リハビリ

・月多分1回の訪問医師による診察があります。(主治医より紹介を受けた痛みの専門医の先生です。)

・今後訪問マッサージを予定しています。

⑤服用している薬

・プレガバリン(神経障害性疼痛治療薬)75mg×6
・ドラマドール(慢性疼痛・オピオイド系の鎮痛剤)25mg×8
・バルプロ酸ナトリウム細粒(躁状態治療剤, 片頭痛治療剤)40%×3
・リボトリール(躁状態治療剤, 片頭痛治療剤)1mg×1
・クエチアピン(不眠不穏治療薬)12.5mg×1
・カルベジロール(高血圧症・慢性心不全治療薬)2.5mg×1
・酸化マグネシウム(便秘薬)330mg×3
・ツムラ大建中湯エキス顆粒(お腹が張って苦しい時の漢方薬)×3
・バイアスピリン(血液サラサラの薬)100mg×1
・ファモチジンOD錠(胃薬)20mg×1

 

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