あっきーさんの場合(発症から現在まで)
<脊髄梗塞 ・2024.7.3発症(発症時55歳)1970年生まれ・千葉県在住>

【発症時の状況(予兆の有無含む)】

2024.7.3発症

前日の朝、背中に激痛が走り、仕事の為、車で一旦家を出たものの、痛みが酷く引き返し、自宅で暫く様子を見ました。その後、少し良くなり再び車で職場に向かい、痛みもなく過ごしました。
激痛が気になり、病院に行こうか迷いましたが、何科に係れば良いか分からず、行かずに様子を見ることにしました。

発症当日の朝は、いつもと変わらず職場に出勤して、昼を過ごし3時休憩をしに外に出てiQOSを一口。休憩を終えて事務所に戻り、暫くすると右膝の感覚がない事に気付きました。暫く様子をみましたが、良くなるどころか胸下から腰全体へと広がって、両足に力が入らなくなりました。

その日は、その年初の猛暑の日で、熱中症になったと思い、ポカリスエットをがぶ飲みし、身体を冷やして横になって休みました。しかし、一向に良くなる様子もなく、車など運転出来る状態でもなく、娘を呼んで迎えに来て貰いました。

帰り際、病院に寄ってから帰ろうと、何軒かの病院に電話するも、状況を聞き対応出来ないと受け入れて貰えず、救急車を呼ぶ様に言われ、救急車で何とか病院にたどり着きました。

診察して貰ったものの原因が分からず、通常の診療時間に出直して下さいと言われて一旦帰宅する事に。。。

その頃には、両足とも殆ど力が入らない状態でした。

翌日、MRI等の検査をし、脊髄梗塞か脊髄炎の疑いがありとそのまま入院となりました。

 

【入院期間、治療内容、リハビリ内容、メンタル】

入院期間 約1ヶ月

その後リハビリ病院にて約半月

脊髄梗塞か脊髄炎かの判断に1週間以上かかりました。この1週間で、入院当初から日に日に感覚が戻ってきて、今日より明日、明日より明後日と、感覚が蘇っているのを日々感じました。

丹念な検査の末、脊髄梗塞と確定。

リハビリ生活が始まりました。

理学療法士さんとのリハビリでは、色々な筋肉で補う為の運動を教えて貰いました。がそんな運動をしながらも感覚は段々と戻るものの、身体の重心が上手く掴めず、リハビリでは今までとは違う身体の感覚での、日々の動作確認と言う感じでした。

1ヶ月程で、都内の病院から地元のリハビリ病院に転院し、半月程の時間を経て退院しました。

治療内容 薬投与とリハビリ

リハビリ内容

歩行練習 日常生活の動作確認 体感強化運動、階段昇降練習 バランス運動、運転シュミレーション

メンタル

あまりに突然の事で、当初は何も考えられず途方に暮れました。
離婚後、子供2人も結婚し家を出ていて、ワンちゃんとの2人暮らし。
ンちゃんとの自由なenjoy lifeにワクワクしていた矢先。

この先、どうやって生きて行こうか、、と路頭に迷いました。

身体には日頃から気を遣い、食事の栄養も、運動も、年甲斐ながらもずっとボディボードを週末は毎週のようにやっていたので運動不足なはずはないし、毎日朝夕のトータル2時間のワンちゃんのお散歩もしてたのに何故、、と

今までの生活が出来るのだろうか、仕事は出来るのだろうか、不安だらけ、むしろ不安しかなかった。

当初、佐藤弘道お兄さんが同じ病だと看護婦さんから聞かされ、しかし、自分の状況を確認するのが怖くて、SNSを開くことすら出来ませんでした。

家族に不安な顔を見せてはいけない、職場に迷惑かけてはいけないと、気丈に明るく振舞っていた自分を思い出します。

 

【退院時の状況】

半月のリハビリの末、退院頃には殆ど見た目は通常と変わらない状態。

常にふくらはぎの筋肉がパンパンに固くなって重だるく、膝は触ると分厚い何かを挟んで触っているような感覚。

足の裏は、卵を踏みながら歩いている感じで常に鈍痛。

それでも見た目は普通で、誰もこの辛さ分かって貰えてないんだろうな、、、と社会復帰への不安でいっぱいでした。

 

【現在の生活、リハビリ】

2025年、年を明けてからは完全に仕事も復帰して、通常通りの勤務で仕事しています。

しかし、足を下げたままのデスクワークは、痺れた足にはとても辛く、応接用のオットマンを拝借して、その上におばあちゃん座り又は横坐りで仕事してます。

しかし、デスクワークで長時間集中して座りっぱなしの事もあり、時にはワンちゃんのお散歩中に足が前に出せなくなる程固まってしまった事もありました。そんな時は動悸も伴いこのまま倒れてしまうんじゃないかと不安でいっぱいになる事も幾度となくありました。

元々持病の潰瘍性大腸炎もあり、今は寛解中ですが、再発しないように注意しながら生活しています。

リハビリ通院は、仕事復帰と同時にやめました。

 

【服用している薬、通院】

バイアスピン(血栓や塞栓の形成を抑える)

タケキャブ(胃酸の生成を抑制する)

アドルパスタチン(コレステロールを下げる)

タリージェ(神経障害性疼痛治療剤)

➕リアルダ(潰瘍性大腸炎の薬)

 

通常の通院は約2ヶ月ごとです。

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