退院生活

車椅子で電車に乗る

6月4日172日目:今日で退院後10日が経ち訪問リハビリも3回、シャワーも3回になった。健常者の頃なら毎朝何気なく使っていたシャワーだが、汗をかくような運動も外出もしないし、何より準備から約50分以上かかることで、億劫だったり疲れたりする。

夫にやってもらっていた準備も自分でやることにした。
バスタオル2枚とフェイスタオル1枚をお風呂のフタの上に置く。洗い場に大小のクッションマットを敷く。タオル掛けをよけて、プッシュアップバーを洗面台の上に乗せ、台を引きずりながら定位置へ据える。

車椅子のフットレストを外し台に着ける、台の上にバーを乗せ、脱衣用のタオルマットを敷き、お尻クッションを置く。ここまでで、やっと準備ができた事になる。慣れて何気なくできるようになったら、きっと回数も増えるだろう。今はちょうど良い。

 

横浜のデパートへお見舞いをもらったお礼を買いに行った。快気祝いとは言えず、お見舞御礼になるのが残念。電車も2回目になったので、駅員さんにお願いするのも、あまり気兼ねせずできた。デパートに着くとまず初めに車椅子専用トイレを案内で聞く。

帰りも待っていてもらってトイレへ行く。早くても10分はかかるので申し訳ないが、出かけると緊張もあるのか近いような気がする。
親戚や友人にそれぞれ発送を依頼し、一区切りがついた気がした。

駅前の広場で車椅子に乗っている所の写真を一枚撮ってもらおうと、何度も試すが夫ができないという。彼はいつもシャッターが切れない。指が乾燥しているからだろうか?
やっと一枚撮れたので、病気を知ってる友人にラインで送った。

別々の寝室が良くなった訳

毎日少しずつ自分の部屋らしく片付き、断捨離も進んでいる。
寝室が別になって、失敗をしてトイレで長い時間処理をしたり、寝返りをうつのにベッドの上でゴソゴソしても気を遣う必要がないのは、とても助かる。
お互いのストレス軽減になると思う。このまま別々に寝ることに慣れていくのかもしれない。結構多くの夫婦が同様にしているのだから、気に病むことはない。

今日は朝食の後、9時半ごろから胸がむかつき吐き気が収まらなかったので、リハビリをキャンセルした。導尿の時だけ起き、ずっとベットで横になっていた。一瞬コロナかと思ったが、熱もなく夕食前にはむかつきもおさまり、夕食が取れるようになった。

先日お見舞御礼を送った友人や親戚からラインやメールや電話をもらった。
届く前に叔母たちには気持ちも伝えなければと思い写真入りのはがきを作って送った。なかなか会えていない従妹たちとも話ができて、嬉しかった。

はがきを出しに電動車いすで駅のポストまで行った時、入院する前建設中だったホテルのある一角を一周して帰ってきた。公園の隣のアーケードに面した敷地も13歳建てのマンションと店舗の入るビルの工事が始まっている。病院の外は刻々と変わっていく。

今はコロナのニュースが中心になっているので、一日中同じようおな内容ばかり聞いているせいか、夕食が終わってテレビをつけていると、8時半頃には二人ともウトウトしていて9時には寝てしまう。そして私は5時彼は6時に起きるという日々の繰り返しだ。

久しぶりのミシン

熊本の友人たちと大阪の後輩にメールやFacebookで連絡をした。自分から連絡を取りたい友人が数人いる。大阪の後輩は2年前1年間で母をガンで父を交通事故で兄を病気で亡くしたという。そんな不幸も世の中にはあるんだなぁと考え込んでしまった。熊本の友人の一人はご主人が中咽頭ガンのステージ4で入院しているという。心配だが抗がん剤で治療しているらしい。N夫婦はまずまずという感じだった。みんな色々大変だ。

久しぶりにミシンを使い始めたが、新しいミシンの機能を覚えると言っても、直線縫いとほつれ止めくらいしか使わないかもしれない。こんな時、若い頃に洋裁をやっておけば良かったと思うが、きっとあまり複雑なものは作らないだろう。笑

刺しためた刺し子に接着芯を張り、1枚につき6個のコースターができるようにする。
裏布を同じ大きさに切りミシンをかけた。裏返して一ヶ所だけ手縫いで仕上げる。60枚作るのに結構時間がかかる。できたら長野の病院とリハビリ病院とに送ろうと思う。

先一昨日はかなり眠気が強かったが、いつも通り眠前にもリリカを飲んだので、目覚めるのがいつもよりずっと遅かった。最近は病院に居る時より痛みもそれほど強くないので眠前のリリカはやめても良いのではないかと思っていた。

一昨日は飲まずに寝たせいか寝付くのが遅く、夜中にも目が覚め二度寝をした。
そして昨日は痺れで痛みが強く一日頑張る気になれなかった。やはり痛み止めはやめるには早すぎたようだ。不思議と痛みは二日続かない。次の日は大丈夫だからと自分に言い聞かせて、耐える日々の繰り返しになっている。

初めての通院

今朝は夫がだるそうにしているので、朝食はなしにしようと提案。三食作ってもらうようになって、頑張ってやってくれているが、血糖値が上がるとふらふらするようなので、休んでもらうように言った。バナナ1本食べて薬を飲んだ。時々今日のように具合が悪くなる時があるという。二人とも65歳を境に身体が変わってしまった。

退院後初めて、リハビリ病院の前に対応してもらった大学病院の神経内科へ行った。8:15に玄関を出て電動車椅子で焼く15分、3号館1Fの受付機で受信番号を取り、エレベーターで2Fに上がり、渡り廊下を過ぎ2号館へ行く。
今まで通りの薬を処方してもらって、次回の予約を取る。担当はあのネガちゃんで、久しぶりに会うと先生らしく見えた。笑

初診料は450円だったが、薬は6000円弱だった。毎月この金額がかかるということか。
明後日は泌尿器科に行く予定になっている。導尿にも
お金が沢山かかるのだろか。

 

泌尿器科と消化器内科へ行く日、天気予報は雨だったが、何とか車椅子で行ければとのんきに構えていた。5時半に目覚めるとしっかり降っていて、テレビで予報を聞きながら、7時過ぎ食事をし様子を見るが、やむ気配はない。

当日でも大丈夫だろうかと介護タクシーに連絡すると来てくれた。2870円、近所に病院があって助かる。9時に泌尿器科でエコーで尿の量を測ってもらうと最後にトイレに行ってから40分で100mlは多いというか早いらしい。400ml位迄は、時間だから行くという考えでなくてもいいとのことなので、しばらくは時間と量を測ってみて様子を見ようと思う。セフティカテと消毒液とゼリーをもらう。

消化器内科では、脊髄梗塞を発症する前に予約を取っていた大腸ポリープの除去手術の日程について話したが、自宅で下剤を飲むのは難しいので入院することになった。
血液サラサラの薬を飲んでいるので神経内科との相談が必要だったり、入院についての話で、家に帰ったのは2時だった。

Wickyさんからのラインで、英会話の授業で利用していたホテルが7月15日でクローズするので、1Fのカフェが今月いっぱいらしい。6月26日私の誕生日が最後の日だという。顔を出そうと思う。

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