昨年3月私のブログを見た出版社からお話を頂き、「自分らしく」というタイトルで原稿を書き始めました。
本を書くにあたって最初にするのは目次を決めることと初めて知りました。病気のことは書かなくても良いと言われましたが、それも含めて書くことにしました。
5つの章に分け、中に5つの小見出しを付ける作業はそれほど難しく感じることもなくスムーズに進みました。
文章を書くことは好きなのでパソコンに向かいながら、伝えたい事をどんどん書いていきましたが、担当のスケジュールより早くできてしまうので、ペースダウンを要求されました。笑
原稿が完成して決められた文字数6万字の為に、沢山の文章を削除しました。昔ある人に波乱万丈の人生ですねと言われたことがありますが、私自身はその時その時を一生懸命に生きてきましたから、苦労とも思っていませんし、そんな部分は誰にでもあると思っています。ですから前向きな事だけしか書きませんでした。
9月には最終チェックも終え、校正校閲と本の形にする為の作業が終わるのを待つだけでした。
1ヶ月程前に表紙の打ち合わせを済ませると、3月11日に発行され、印刷された本のチェックを待ち、やっと1年3ヶ月後に手に取ることができました。
何人かのお仲間にも読んで頂けて、嬉しい評価を頂きました。また友人知人も一気に読んだよと感心してくれました。卒業した高校に寄贈すると、司書の方から連絡があり、生徒たちにお話をして欲しいという校長からの依頼もありました。
PTさん2人から本にサインを求められ「冗談でしょ?」ということまでがオマケに。笑
人生を振り返りながら、面白い内容にするのはちょっと大変かもしれませんが、70歳はちょうど良い振り返りの年だと思いました。皆さんもいかがですか?