このところ、室内が20度を下回る日がなくなり、今月一度も外へ出ていない私でも春が来たと分かります。
(ベランダには夫が植えた春の花がいっぱいなのですが)
発汗障害のある私は、布団の調整を考える時、異常に下半身が熱くなることで判断しています。
夫は数日前に自分の布団を入れ替え、カバー類も洗濯して、しまっていました。いつもなら、一緒にやるので声をかけてくれるのですが……
実は、この年になって久しぶりに頭にきたことがあり、口をきいていませんでした。
昔は沈黙が嫌で、自分から折れていましたが、そのうち困る事ができたら何か言ってくるだろうと高をくくっていました。
ところが車椅子になってできない事が圧倒的に多いのは悲しいかな私です。
ついに、布団カバーを外し、シーツと枕カバーを外して洗面所へ持っていきました。
新しい洗濯機の使い方は説明書を見ればできなくないのですが、洗濯したものを外へ干すことも、使っていたものを乾燥してしまうのも、春夏用の布団を出すのも、私には出来ません。
シャワーを浴びて出て来た夫に「布団を入れ替えてくれる?」とお願いしました。アーーー
夫が入院することもあるので、普段の洗濯物はマジックハンドで洗濯物を出しハンガーに掛け室内に干すことは自分でできます。調理も掃除も時間をかければできます。先日も汚れが気になっていたガスレンジの向こうのタイルの壁を工夫してキレイにできました。
体幹のせいで身体が前に倒せないので、気になる部分の床の拭き掃除は、必死で車椅子から落ちないようにやっています。必要に迫れば自分でできることは増えたのですが……
以前は家事も仕事も完璧にやっていると自負していただけに、見て見ぬふりや我慢をしなければならないのは、仕方が無いと諦めてはいるのですが、やっぱりできない自分が悔しくて。笑
犬も笑う夫婦喧嘩のおかげで、悔しさを覚えたエピソードでお恥ずかしい。笑って下さい。