退院当初からテーブルについて食事をする時、体幹が弱いので身体が前に倒れる為、身体をテーブルで支えながら食事をしています。
手を伸ばしてテーブルの先の方にあるものを取る時は、手で身体を支えて取っているというのが普通の事として負担に思わずやっていました。
先日外出して帰ってきた時、電動車椅子から室内用の手動車椅子に乗り移ると、低反発クッションが一ヶ所だけ大きくへこんでいました。
坐骨は突起が二か所ですから、当然並行して真ん中に坐骨の当たる部分がへこんでいるものと思っていたので、少し違和感を覚えました。
思い当たったのは、気づくといつも身体が右側に傾いています。右側だけアームレストにひじをかけているなぁと気づくと身体を中央に寄せるようにしていました。
なるほど、私の脚は左脚に30~40%程の力が付くようになりましたが、右脚はほぼ完全麻痺のままで今に至ります。このことが身体を傾けているのだと思います。
体幹はストレッチを毎日続けながら、自分なりに強化に努めていますので、ずいぶん安定してきたように思いますが、なるべく背筋を伸ばして身体が傾かないように意識するしかありません。
傾いたままでいると、身体はひずみを覚え、矯正するのに時間がかかるかもしれませんから、気づいて良かったなと思います。健常の時から、背筋を伸ばして歩くよう心がけていましたから、車椅子に座っていても、座り姿がキレイな方が良いですからね。笑