【笑いと治癒力に思うこと】2022.7.18

ホームページに問い合わせというより、役に立ったよ!というメッセージを下さった大動脈手術の合併症で脊髄梗塞になられたカムバックさんから、ノーマン・カズンズの『笑いと治癒力』という本の紹介を頂きました。

ノーマ・カズンズ氏は1915年生まれのアメリカ人でジャーナリストであり作家でもありましたが、1949年34歳の時に広島を訪れ、ルポルタージュ「4年目のヒロシマ」を執筆し、広島市特別名誉市民になっている人です。

多くの著名人や医療分野にも知人が多く、「アルバート・シュバイツァーはいつも、自分がどんな病気にかかろうと、一番いい薬は、すべき仕事があり、ユーモアの感覚を取り入れていた。そして96歳迄長生きした。」とあります。

自身が膠原病を克服したことを「笑いと治癒力」という本に書いています。
彼は医師の処方する薬を効果があるとしても害も多いものとして服用を拒み、独自にビタミンCを直接点滴により投与することと、持論である「笑い」を様々な映画や本から取り入れることで克服したと書いています。

一部を抜粋してみます。「たとえ前途がまったく絶望的と思われる時でも、人間の心身の再生能力を決して過小評価してはならない。人間の精神と肉体の双方に生まれながらにして完全性と再生を求めて突き進む力が備わっている」

「聖書には、楽しい心は医師と同じ働きをすると書いてある。」

「患者は自分の精神力と体力を病気との戦いに動員できるものであり、その患者自身の能力を百パーセント利用するのが医師の主な役目の一つである。」

「多数の医学パンフレットに抗生物質や、その他の薬の効かない多くの種類の障害にビタミンCを使用する事に賛成と書かれている。(この場合のビタミンCは直接血管に点滴で補うもの)」

病気になった多くの人が、最初の落胆から立ち上がり、前に進む力を持っていることを私は知っています。そして発症前と同じ日常を取り戻し、楽しく前向きに、明るく元気に生きているなと感じています。

昨日は友人がLINEに面白い川柳を35作も共有してくれました。一緒に笑ってみませんか?
♥日帰りで 行ってみたいな 天国へ
♥延命は 不要と書いて 医者通い
♥三時間 待って病名 『加齢』です
♥目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
♥万歩計 半分以上 探し物

ギリ60代の私でもまだまだ、と思う高齢者の作品もありますが、私が一番笑えたあるあるは
♥目には蚊を 耳にはセミを 飼っている

もし辛いなーと思う日があったら、是非笑える何かを探して下さい。
きっと一時忘れますよ。10分大笑いすれば3時間苦痛を忘れることができると言いますから。

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