【 排尿障害は油断大敵 】 2022.12.2

3冊目になったノート

リハビリテーション病院を退院して、初めて通院した泌尿器科の医師に「膀胱障害はこれから先少しずつでも改善しますか?」と問うと「夢のない話ですが、難しいですね」と言われたことがあります。

それでも私はきっと改善すると信じて、その言葉を気にしませんでした。

その証拠に直腸障害の方は退院当初、夜中の失敗に何度もため息をつきながら処理したものですが、時間の経過とともに薬の調整も手伝って、かなりの進歩で、順調にコントロールできるようになりました。

排尿の方も薬を換えることで回数を少なくしたり、飲み物によって排尿のタイミングを調整したり、ナイトバルーンを使うことで旅行にも行けるようになりました。

退院当初リハビリパンツに尿取りパッドを付けて就寝していた所から、段階を経て、日中付けている普通の下着に薄型の尿漏れパッドで就寝する所まで来ています。

しかし、です。発症以来付けているノートを確認すると、月によってほどんど尿漏れせずに済んでいる時もあるものの、止まったかな?と思うような夜尿が油断したとたん、下着もパジャマもシーツも取り換える羽目になったりします。

また昼間も、下着とスウェットパンツを交換しなければならない事が月に2,3回はあり、パッドを交換しなければならない日も月に5,6回はあります。

ならば、油断しないで対処しなければなりません。発症からもうすぐ3年になるのですから、今まで学習してきたことを、今まで以上にきちんと対処するしかないという結論に至ります。

実際には、朝コーヒーを飲んだら1時間位を目途にトイレに行く事。(子供のオムツを外す時のようですが。笑)日中は何かに熱中しすぎてトイレに行くタイミングを間違えない事。就寝直前にトイレに行き、目が覚めたらなるべく早くトイレに行く事。これで排尿回数が1日7~8回で解消します。

これは病気ですから、自力で出せないのなら、導尿で管理していくしかないということです。
落胆しても仕方のないこと。管理さえできれば健常者と何ら変わりはないのですから。ね。

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