車椅子ユーザーでも普通のタクシーに乗り込める人には縁のないものかもしれませんが、私は旅先で脊髄梗塞を発症したので、自宅近くの病院に転院する時、無くてはならなかったのが介護タクシーでした。
走行距離は290㎞で高速道路ですから4時間位で到着しましたが、発症後24日目はまだストレッチャーでの移動でした。転院先の紹介で長野県飯田市まで迎えに来てもらった介護タクシーの費用は11万円強だったと思います。
今回母の退院に合わせて弟と娘と三人で帰省することになり、どういう手段にするか検討した結果、介護タクシーにするのが一番良いと判断しました。
実家は空港から145㎞以上あり、一般道を使うので3時間半近くかかります。今までは同行の誰かが運転してレンタカーで帰っていましたが、弟はもう運転しないことにしたと言い、娘も国際免許ですので安全を優先するとプロに任せるのが一番と思いました。
私は通院の日に雨だった時だけ、区からもらったチケットで年に1、2回介護タクシーに来てもらいます。
電動車椅子でも15分位の病院まで3,000円位かかります。
熊本の介護タクシーで長距離OKの会社に電話をして料金を確信したところ6万3,000円というので、帰りも迎えに来てもらうように予約しました。
熊本空港に迎えに来てくれたのは、電話で話した会社の代表でした。
「結構長距離の方ですか?」と聞くと「先日北海道まで二人体制でストレッチャーの方をお連れしました」とのこと、なんと48時間の運転だったようです。途中はフェリーかなと思っているとフェリーがダメな方だったのでずっと陸続きで行きましたとのこと。いくらかかったのだろうと思いましたが、驚いていたばかりで聞くのを忘れました。笑
他にも金沢とか…と、結構遠くまで運んでくれるんだなと感心しながら、きっと私と同じように旅先で病気になった人達なんだろうと思いました。