YouTubeを見ていた時「1分でできる尿漏れ予防体操」という文字が目につき、見てみることにしました。
私はやっと排泄管理ができてきたところ。と同時に訪問リハビリと自主トレでやっている、腹筋やお尻上げが排泄を旨くやっていくための不可欠な運動ではないかと気づき始めていました。
そういった運動が初めは、まったく腹筋なんて効いてないじゃない!とかお尻が上がってなーい!と思いながらやっていたのですが、気づけばそれなりにできていることが分かるようになってきました。その副産物として体幹もしっかりし始めているように思います。
この動画は姿勢矯正のプロが作っていて、理論編とエクササイズに分かれていていました。
理論編を見た時「なるほど!」と思ったので書いておきますね。
(背骨の下の方にある)仙骨の下の尾骨と恥骨をつなぐように、ハンモック上になっているのが骨盤底筋で、この筋肉が排便排尿をコントロールする働きをもっています。ここが弱ってくると尿漏れやウンチをコントロールできなくなるのです。
骨盤底筋はお尻を締める筋肉(外肛門括約筋)や膣や尿道を締める筋肉ですが、ここだけを鍛えれば良いわけではなく、筋肉はつながっているので後ろ側のお尻の割れ目を形成している大臀筋(ダイデンキン)と尿漏れする人が必ず弱っている腹筋を鍛える必要があります。
エクササイズは4つありましたが、2つは立ってするので立てない私にはできませんが、座った姿勢で腰を前傾にしてお尻をさすったり、胸の間と恥骨を結ぶ前側のお腹をさすること各15秒
残り2つが寝転んで足を立て(自主トレでは、きちんと立てることはできないのでバンドで支えて)お尻の筋肉を締めるようにお尻を上げて15秒と背中とマットを押しあうように15秒
合計1分の運動ですが、結構筋肉に働きかけができる気がします。たったこれだけでも、続けていれば排泄管理が完璧になるなら、たやすいことです。皆さんもぜひやってみて下さいね。