脊髄梗塞の一つの症状に直腸膀胱障害というのがあり、毎食後に整腸剤を飲むのが習慣になりました。
下半身が麻痺すると内臓まで麻痺してしまうのか、訪問看護師さんが来ると聴診器をお腹に当てて、「良く動いてますよ」というので、腸は正常なのでしょうが・・・
良くおならが出るので、自分でも呆れてしまいます。
力を入れた拍子に出るだけではありません。リクライニングシートに座ってあぐらをかいて、おとなしく刺し子をしている時でさえ、「ぷ~~~」となるので、思わず笑ってしまいます。
以前は夫のいる所で出るので、一日に何度もその度に「失礼。」と詫びていました。
そのうち、あまりに回数が多いので夫も知らんぷりをしてくれているし、私も素知らぬ顔をするようになりました。笑
この夏、孫たちが滞在することになったら、トリセツではありませんが、この病気の特徴と知っておいて欲しいことを伝えなければと思っています。
「1つ、この病気は、自分でオシッコやウンチやおならをコントロールすることができないの。そのため1日に何度もおならが自然に出ます。だから笑って許してね。
そしてもう1つ、うちのトイレは車椅子専用のトイレじゃないから、お婆ちゃんはドアを開けたままトイレに入ります。家族だから足が見えても気にしないでね。」と
訪問リハビリに来てくれるPTさんは二人共、リハビリ中におならが出ても笑いません。
「大丈夫、大丈夫」とか「力が入っている証拠」とか、ありがたいですが、真面目な顔で対応されると、こちらの方がおかしくなります。
お友達と会うようになったら、気を付けようがないですから、やっぱり先に言っておくべきなのでしょうね。笑