介護ベッドをいつ返すか、と言うのは私の中で繰り返し巡ってきた課題です。
もちろん退院してから3年間は、排泄障害で夜中に処理する必要があったり、寝返りが不可能なことなど、身体の改善が見られるまでは、介護ベッドなしでの生活は考えられませんでした。
コロナが落ち着き、介護認定が要介護2から要介護1に変わった昨年秋と要支援2になった今年。
それとは別に、娘家族が帰国すると、今私の介護ベッドが置いてある部屋が彼らの寝室になっていましたが、一昨年は娘が私の部屋、孫二人が主人と同じ寝室、婿がリビングで寝ていました。今年7月に帰ってくる時はもう一度同じ状態で寝てもらおうと思っていました。
けれど、今回要支援になった事、車椅子から高さ60㎝の私のベッドに移乗できるようになっている事、長下肢装具を付けてロフストランドクラッチで立てる実感を得た事などを考慮すると、6月までに介護ベッドを返す目標でリハビリした方が良いと思うようになりました。
発症して4年が経過し、今後身体の改善がどこまで可能で、どの部分は改善が見込めないか分かってきました。諦めるという言葉ではなく、受け入れ、自覚していくことも大事です。
新しい生活スタイルを作って行く、その為に介護ベッドを返却する事は、良いタイミングです。いつまでも同じ環境に甘えていては、改善できる事も、先送りにしてしまうような気がします。
これからも、私の生活は何度かタイミングを見て変わって行くはずです。
楽しみに頑張ります。